【ボトムス(パンツ)のロールアップについて】裾まくりによる見え方の違い

ロールアップとは?

ロールアップ(roll up)→ シャツの袖やズボンの裾を巻き上げること。

ボトムス(パンツ)のロールアップについて

ファッションにおいてよく用いられている。捲る(まくる)ことで様々な視覚、機能的な効果があり特に最近のファッションでは幅広く使われるようになった。

出典:pinterest

ボトムス(パンツ)ロールアップの効果と着こなし

さてボトムス(パンツ)の裾をロールアップ(裾まくり)することでどのような効果があるのだろうか。

1. 裾を引きずらない→ 裾が長ければ切って裾上げするかロールアップするしかない。長い裾はたるませればアクセントにもなるが床を引きずってダメージが入りボロボロになる。それをアジと捉えたり(特にデニム)格好良くバランスを取れる人もいるがやりすぎはだらしない。こういった状態を捲り上げることで防ぐ。

裾をたるませる

※ たるませて穿いている状態。これを捲りあげる事で回避する。

2.軽く見せる→ 裾が長ければ印象としては重くなる。コーディネート上そうすることももちろんあるが、ロールアップで軽快に見せる。特に春夏の着こなしで軽さを出したい場合にも有効。

ボトムスも靴もダークトーン。重い組み合わせにロールアップで軽さを施す。

3.靴下または素足を見せる→ 靴下見せは色や柄を見せてアクセントに。中間色でぼやかしたり靴と同色にして馴染ませたりと幅広く着こなしに使える。靴下を履かず素足を見せることで、より軽快に涼しく見せる事もできる。

スニーカーで素足を見せる

4.裏地を見せる→ ロールアップすることでボトムスの裏地が見える。通常裏地は表と違う色、風合いを持っている事が多い。それをあえて見せる事で捲らずにはいた場合と異なった印象を与える。

5.アクセント→ ロールアップ箇所で目を引いてポイントにしたり、靴とボトムスを分断して見せたりできる。シルエットにもアクセントが加わり通常穿いている状態と比べ、メリハリをつけやすい。尚デニムの場合セルビッジ(耳)があるものはそれを見せてアクセントにも使える。

このようにただの裾まくりが見え方に大きく影響を及ぼす。代表的な「着くずしの手法」と言えるだろう。

以前こなれ感について記事を書いたがその内容にもロールアップは含まれる。

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捲り方(まくり方)による比較

ロールアップの捲り幅(まくりはば)や回数、形によってかなりの見え方の違いがある。一回折り返しただけ、二回まくった場合、折り返しの幅。それぞれ見ていきたい。

ひとまき・ひと折り(ワンロール・シングルロールアップ)

ひとまきワンロール

ふたまき・ふた折り(ツーロール・ダブルロールアップ)

ふたまきツーロール

スタンダードな捲り方を比較しただけでも表情はまったく違う

直しを加えている訳でもないのにここまで変化を加える事が可能。捲り幅が細いか太いでもかなり違うし綺麗に折り返すのかくしゅくしゅと丸めながら捲るのかでも違いは現れる。

様々なロールアップの種類

前部のみの折り返し

前側だけ折り返す

前だけ折り返している。横から見るときつく絞ったテーパードシルエットに見せる事ができる。スラックスなどの薄手のパンツに向いている裾の処理。

まくり幅大きめの太いロールアップ

捲り幅大きめ(太い)ロールアップ

太いロールアップ

カジュアルで軽いイメージ。無骨なデニムにおいてはかわらしい雰囲気をつくる事ができる。

出典:pinterest

コンバースオールスターを代表とするハイカットスニーカーやカッチリしたブーツ等とも相性が良い。シルエットをキレイに見せバランスを取る事ができる。

ダブルターンアップ

デニムのロールアップ

二度の折り返しをしたうえで端をずらし見せる巻き上げ方で元々はカウボーイによって行われていた方法。

チェーンステッチによるうねりやシングルステッチによる綺麗なパッカリングなどパンツのデザインを見せる事ができる。

このようにロールアップの違いだけでも足元の印象を大きく変化させる。お洒落や着こなしというのは本当に奥が深い。

ロールアップ。微差を追求しよう。

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