【デニムジャケット(ジージャン)】いつからいつまで着る?

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デニムジャケットを着れる時期

デニムジャケット(ジージャン)はどの時期に着る服だろうか?

 

春や秋によく着られているが実際の所はどうなのか。どのぐらいの気温で着られる服なのか。しっかりと考察していきたい。

ジージャンの保温性

この記事を書いているのが3月。地域にもよるが最高気温が10度前半から15度を超えるぐらいの時期である。

 

少し早いかと思ったがデニムジャケットで外出する事にした。

 

ジージャン(デニムジャケット)はいつからいつまで着れるか

 

しかし…

残念ながら用事も早々に帰宅することにした。

 

なぜなら外は寒い。インナーに薄手のカットソーだけで慣行したものだからたまらず帰宅する事になってしまった。

 

寒さの残る3月に着用して感じた点。

それはデニムジャケット(ジージャン)は保温性が低いという事。

 

とにかく風を通すし防寒性能があるとはいいがたい。冬場はライニングが付いているものでなければ着用は厳しいと感じるようになった。

 

 

ではその逆の夏はどうだろう?

 

デニム好きがこうじてジーンズの穿きこみを行った事もあるが、まるで蒸し風呂。当然デニムジャケットも夏は暑い。

 

どうやら、デニムは気温に対する機能性をあまり持ち合わせていないようだ。

 

ベクトルとしては「丈夫」という所に特化しており、色落ちも楽しめる所に魅力を振っているという事になる。

 

デニムジャケット(ジージャン)の色落ちについての考察はこちら

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デニムジャケットを着れる気温と気温別の適正インナー

では、くわしくジージャンを着る際の気温について見ていく事にする。

 

気温としては最高気温で15度から20度前半までが丁度良い。

 

時期でいうと春であれば3月下旬から初夏の5月ごろが気温的にデニムジャケット着用のピーク。もちろん地域や環境によって違いはあるが目安として捉えていく。

 

6月に入ってからでも着用自体は可能であるが、梅雨時期の雨に十分注意が必要である。

 

なぜなら濡れたデニムは無用に色落ちる。同時に他の服への色移りにも気をつけねばならない事になるから。

 

そうこうしているうち、今度は暑い夏がやってくる。夏時期に関しては条件限定で着用可能だが少し細かい着こなしの話になってくる為後述する事にする。

 

続いて秋は9月の中ごろから冬が始まる11月までが快適着用時期。最高気温の目安で15度を下回るまでは通常どおり着用可能。

 

それ以外の時期については、インナーアイテムの入れ替えやボタンの着脱、レイヤードなど工夫を施す事によって快適に着る事ができる。

 

デニムジャケットの着用に関して機能的にもビジュアル的にもインナーや着こなしが大事になってくる事がよく分かる。

 

気温別の適正インナー

では、デニムジャケット(ジージャン)の気温別適正インナーについて。最高気温別にどういったインナーを選べば良いかについても確認していこう。

 

【最高気温15度前後】

最高気温で15度前後の場合は下記。

 

パーカ→ 首元をフードで覆うことで冷たい空気を防ぎ保温することができる。レイヤードの際はフードに厚みのないものだと襟周りがゴワつかない。

 

 

ニット→ しっかり保温できるものを。しかし着膨れして見えるのでサイズや厚手・薄手にも注意。

 

 

【最高気温15度から20℃未満】

続いては最高気温で15度から20度前後まで。

 

薄手のスウェット→ 厚さとデザインのバランスがとれたものを選ぶ。

 

 

カットソー・シャツ→ デザインはもちろん、裾の長さによって印象が変わる為気をつける。

 

 

【最高気温20度以上】

そして、最高気温で20度を超えてくる場合。

 

Tシャツ→ ネックにも注意。Vネック等開きがあるものだとさらに涼しく着ることができる。

 

 

【最高気温10度未満(真冬)】

最高気温で10度を下回る場合。

アウターオンアウター→ デニムジャケットをインナーとして使いコート等アウターの中に着る手法。きれい目のコートを程良くカジュアルダウンさせる組み合わせで真冬のマンネリしやすいコーディネートに変化をもたらす。

 

このように、デニムジャケットは気温により様々なインナーと組み合わせる事で着用可能となる。

 

ジージャンの季節(シーズン)

ジージャンに向いている季節についてはどうだろう?

季節ごとの着用変化についても確認していく事にする。

 

春に着用するデニムジャケットについて。

 

ジージャン(デニムジャケット)は春のコーディネートに向いている青を基調としたデニムのカラーリングは非常に爽やかな印象を与えるし、万人に認知」されているデニムは新たな環境を迎える春に相性が良い。

 

 

色落ちの進んだ淡色デニムも春の季節感にとても映える。

 

その暑さからジージャンの着用が難しいと考えられる夏。

 

しかし、青色が持つ清涼感を活かし気温の上りすぎない特定の条件下であればを着用は可能。

 

出典:pinterest

 

春夏であればウォッシュがかかった明るい色のジージャンが映える。

その際、ボトムスは黒やネイビーのダークトーンパンツが合わせやすい。

上下の濃淡で爽やかなデニムが強調されるクリーンな着こなし。インナーの白Tも効いている。

 

肌寒さを感じる秋。

そしてジージャンの深いインディゴが映える秋。

気温的にもジャケットを羽織るに適した季節はレイヤードのバリエーションを使いジージャンを着こなすことができる。

 

セットアップが有効なのもこの季節

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寒さも進みジージャン一枚だけでは厳しい冬。

インナーで厚手のニットを使用したりライナーのあるジャケットを使う事で着用可能。

真冬であればアウターオンアウターの着こなしでインナーとしてコーディネートするのもひとつ。

 

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このように前述した気温による着こなしと併用することにより全ての季節でデニムジャケットを楽しむ事ができる。

 

まとめ・デニムジャケット(ジージャン)はいつからいつまで着れるか?

つまる所、デニムジャケット(ジージャン)はいつからいつまで着れるのだろうか?

 

この問いに対しては、レイヤードやインナーの選択が必要となるが「真夏以外着用できる」という事になる。

 

デニムジャケットはほぼオールシーズン楽しめる有用アウター。着こなしによっては、さらに幅広いコーディネートに対応する事も可能。

 

ジージャンはオールシーズンジャケットである。気温や季節に合わせつつ表情豊かに着こなしていこう。