「スプリングコート」
と言っても、ステンカラーやトレンチ等の春物コートの事ではない。
ひとつは持っておきたいと選んだ、キャンバス白スニーカーのブランドの事。
スプリングコート(SPRING COURT)
スプリングコートとは?
スプリングコート(SPRING COURT):1930年、フランスはパリのグリメゼンヌ家がラバーブーツ製造をきっかけに開発を進めテニスシューズを発表した。
このシューズが話題となり、1936年に「バネのように跳ねる」と「テニスコート」を意味するブランド、スプリングコートは誕生した。
ここから長い歴史が始まり現在に至る。
SPRING COURTの代表作
スプリングコートの代表作といえば今回購入に至ったG2。
キャンバス地で有名なモデルで、ジョンレノンやセルジュゲンズブール、ポールウェラー等ミュージシャンや俳優などの著名人にも愛用されてきたスニーカー。
ベーシックデザインが魅力でクッション性はまさにバネ(スプリング)のよう。
機能面での特筆すべき点としては靴底の二重構造があり、履きごごちに影響を与えている。
側面には通気穴が設けてありムレを防いでくれる。特許をも持つスプリングコートらしいディテールのひとつ。
取り外し可能なインソール。ほのかにミントの香り(消臭効果)がつけてあって、こだわりと洒落が利いている。
キャンバス仕様の白スニーカーが欲しくて試行錯誤し、スプリングコートG2に行き着いた。
購入に至った理由についても触れていく。
スプリングコートG2を選んだ理由
白のローカットスニーカー
春夏メインに使うとすれば、求めるのは軽快さを感じられるスニーカー。
重苦しい色柄ものは避けて無地の真っ白なタイプで、くるぶしを出したり明るい色のソックスを見せて履けるローカットのものを探していた。
コンバース以外のブランド
コンバースのスニーカーは格好良い。定番の魅力は誰もが知る所。
定番のファッションアイテムについて
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もしコンバースで選ぶならオールスターならば生成りのハイカット。ジャックパーセルは白のキャンバス地。普遍的魅力があるこのあたりで選びたい所。
しかし、今回は少しだけブランドやデザインを含めセレクトをひねりたい。したがって定番のコンバース以外で選ぼう。
そう考えていた。
キャンバス地
軽さを感じる要素としてはスニーカーの素材も重要。
という事で今回はキャンバス地のもので選びたかった。
ざっくりとしたキャンバス地は通気性が高く春夏の使用にも最適。
涼しくお洒落したいといってもサンダルでは行き過ぎでは?という微妙な気持ちを受け止めてくれる。
以上からも白キャンバスのスプリングコートG2はちょうど良い。
キレイすぎずカジュアルすぎない
白スニーカーは清潔感があり、上品だが適度にカジュアルさも持ち合わせている。
G2に関しては丸みを帯びたフォルムも特徴的でキメすぎない格好よさがある。中庸的デザインが魅力的。
スプリングコートG2のサイズ感
サイズはフランス表記の40(25.0〜25.5センチ)をセレクト。
これより大きければ踵が浮いてしまう。かといってこれより小さいと甲がきつくなる。
その為、これ以上は落とせないジャストサイズで選ぶ事ができた。
足長実寸:24.5センチ|甲の高さ:ふつう|足の幅:幅狭
コンバースオールスターUS7 →オールスターは幅狭スニーカーの代表格。基本少し大きめを紐でしばって履く方も多い。このサイズでわずかにゆとりがある適正サイズ。ハーフサイズ下げても履ける(許容)がかなりピッタリとしたサイジングになる。
アディダススタンスミス・ガゼル US7→アディダスのローテクスニーカーは幅がせまく似た形状のものが多い。これをジャスト履き。これより小さいサイズだとと羽根が開きすぎてしまう。逆に大きいとかかとが浮いてしまい履き心地がわるい。足長で合わせ紐で調整するイメージ。
所有のスニーカーによる着こなしのローテーション
スプリングコートはインソールのクッション性の恩恵を受け、ローテクスニーカーらしからぬ良好な履きごこちはジャストサイズで履くことによりしっかりと体感することができる。
まとめ
スプリングコートは知る人ぞしるブランドといえるだろう。
一般的にはそこまで浸透しておらずメジャーすぎない隠れた定番で、流行にとらわれずじっくり付き合うことができるスニーカー。
白キャンバスの隠れた名品を履こう。