Tシャツ。
夏の主要アイテムで、これからの季節に登場の頻度も高くなっていく代表トップス。
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今回は夏の必需品、Tシャツとそれに合わせる時計についての考察。
Tシャツと時計
夏のメインアイテムであるTシャツ。
暑くなるに従い一枚で着る機会もふえていく所だが、その際によく一緒に使われる小物が腕時計。
なぜなら、半袖のTシャツを着用した場合腕元ががら空きになるから。
半袖と腕周りの小物
半袖を着用する際に使う腕周りの小物。
もちろん、ブレスレットやバングルなどを用いる方法もあるが、どうしても「飾り」としての意味合いが強い。
そこで時計の出番である。「時間を見る」という実用面を持ちあわせている為、自然に着用することが可能。
いつ着ける時計なのか?
Tシャツに合う時計の選び方
Tシャツに時計を合わせる際どういったものを選べば良いのだろう?
半袖コーディネート特有の時計との相性や組み合わせなど、項目に分けて考えていきたい。
Tシャツと時計のテイストを揃える
時計といってもその出自や雰囲気、テイストは様々。まずはそこを見極めTシャツに合わせていく。
大きく分けていくとすれば、シンプル、スポーティ、ハイテク。
細かく言えば無数にカテゴライズできるのだろうがここでは大まかに分類。
身に着ける時計をそのテイストに沿わせることにより馴染ませていくのがひとつの基本。
シンプル
落ち着いたデザインや小綺麗でシンプルなTシャツに合わせるのであれば時計も「シンプル」なものから選びたい。
例えばベーシックな三針やクラシック顔のパイロットウォッチ、ミリタリーウォッチのようにごくシンプルなアナログ時計。
コーディネートもミニマルに整えられ、バランスのとれた着こなしをつくりやすい。汎用性がもっとも高いのはやはり「シンプル」な時計。
究極のシンプル、チープカシオMQ-24-7B2LLJFについて
スポーティ
次は「スポーティ」に分類できる時計。主にアナログのものを中心に見ていきたい。
そもそもTシャツはスポーツアイテムである。
だから、シンプルでスポーツテイストがつよい時計は当然相性が良いことになる。
中でも使いやすいものと考えるならば、ダイバーズやクロノグラフ。
機能的でありながら適度なデザインと主張があり、無地のTシャツと組み合わせても存在感を示してくれる。
ボリュームがありごつめのフォルムをもつものも多い為夏のTシャツコーデにはしっくりはまるだろう。
ハイテク
もちろんシンプルな無地や控えめのロゴ・デザインのTシャツにあわせてもかまわないが、デジタル表記や未来的なデザインをもつものも多く、個性的なTシャツにあわせていくのも面白い。
デジタルウォッチの代表作G-SHOCKについて
このようにテイストを沿わせる事で着こなしはまとまりやすい。
共通していえる事といえば着こなしの主役を決めて合わせていくという事。
メイン(主役)を決める
例えば、「主張がある時計が主役」
や「ロゴの効いたTシャツが主役」など。
このように、コーディネートの主役を想定し構築する事で着こなしはまとまりやすい。
だから、前述したように時計とTシャツのテイストを見極め組み合わせる必要がある。
必ず同じにしないといけない訳ではないがテイストを揃えることによってその他のバランスが取りやすく、自由が効くようになる。
カラー
色のバランスがまた重要。どんなにテイストや他が整っていてもカラーバランスが整っていない場合よくもわるくもとにかく目立つ。
Tシャツに鮮やかな黄色を用い、パンツに原色の緑、赤色の時計を選んだとすればデザインがどうとかの話ではなく、色にしか目がいかない派手派手コーデとなるだろう。
もちろんこれはこれで格好良い。合わせやすいかというと、少し別の話。
対して黒などのベーシックカラーならばほとんど気にすることなく組み合わせることができる。
汎用性が高いという部分ではやはりこちら。
オールブラックのG-SHOCKについて
しかし、だからといってただベーシックカラーを使えば良いという事ではなく、時計のカラーをTシャツを含む全体に合わせるという事。
逆に派手色の方が好ましい場合もある。だからカラーコーディネートは面白い。
カラーコーディネートについて
フォルムで選ぶ
時計にもフォルムがある。要素としては文字盤の幅、厚み、かたち。
幅に関しては小さければ華奢でかわいらしい印象になるし、大きければ無骨でタフな印象を与える。
ごく薄のシンプル時計チープカシオ
厚みに関してもクラシックでフォーマルな時計の場合は薄さもあり上品。厚手であればスポーティでタフに見えるだろう。
機能を重視した時計には厚みのあるモデルも多い。
かたちに関しては丸型、スクエアタイプ、変形型など見た目そのものに直結する。
ベーシックなのか、装飾的なのか、無骨なのか。
これらを、Tシャツの種類や見せたい印象にあわせて組み合わせる。
Tシャツと時計のコーディネート
シンプルなTシャツであればあるほど時計の比重は高くなるため、自動的に存在感は高くなる。
シンプル
下記はとにかくシンプルに組み合わせたTシャツコーディネート。
モノトーンに沿わせ黒バンドに白文字盤の時計であくまでスマートにまとめている。
金属ブレスと中程度のボリューム
ネイビーTシャツにブレス仕様のややボリュームのある時計の組み合わせ。
ハイテクスニーカーの主張に負けないように存在感のある時計を合わせ、あくまでTシャツはダークトーンのカラーでバランスを取りながらコーディネートをまとめている。
派手な時計
主張のつよい派手な時計を使用したコーディネートの場合。
ゴールドの時計。
通常コーディネートを組むにあたりかなりの難易度。しかし、完全脇役のシンプル白Tシャツ、カラートーンを合わせたベージュパンツ、スニーカーで時計を引き立てている。
時計の派手さを悪目立ちさせずコーディネートする好例。
まとめ
以上のようにTシャツに時計を組み合わせる場合は時計が目立つ事を前提に考える。
時計を主張させるかカラーバランスでまとめきるか。
フォルムによって上品、カジュアルに振り分け全体をそれに合わせていくのも良い。
Tシャツと時計。
あたりまえにお互いを引き立たせる。
そんな関係。