ジップアップパーカとは
パーカ(parka):首の根元に帽子(フード)が付いている上着。もともと普及していたクルーネックのスウェットシャツの応用として広まっていったのがはじまり。
ジップアップパーカはそんなパーカのボディにジップ(ジッパー)が付き、開け閉めが容易にできるタイプの事。
アウターとしてはもちろんジップを閉めればインナーとしても着用可能な万能服。
色々な素材のものが存在するが代表的なのはスウェット(綿)素材。
馴染み深い定番アイテムであり、ストリートやスポーツとアクティブな要素が強くカジュアル使いできる所が魅力。
そんな定番トップスであるスウェットパーカ。
よくあるのが「ユニクロでお洒落にできるかどうか?」の話。品質に関しては価格に対し高い評価を誇るユニクロ。
ジップパーカにおいても十分おしゃれなのか?
ユニクロのパーカでは格好悪いのか?
改めて見ていく事にする。
ユニクロをはじめとしたファストファッションの使い方
パーカもとりあえずUNIQLOで
UNIQLOは品質が良い。
同価格帯の他ブランドに比べ頭一つ抜けていると言える。
特にスーピマコットンTシャツやファインメリノウールのニットなどベーシックアイテムに定評がある。
シンプルなアイテムにおいては「とりあえずユニクロで」「ユニクロから探す」こんな人も多いだろう。
さっそくユニクロのジップアップパーカについて確認していこう。
UNIQLO(ユニクロ)のスウェットジップパーカの特徴
UNIQLOスウェットフルジップパーカの全体像。
ベーシックデザインと長めの着丈
特徴としては丈長のシルエット。アウターとして使いやすく、インナーに使用した際は裾が覗く為アクセント、レイヤード用としても重宝する。
丈が短い場合、ボトムスのシルエットに影響を受けやすいとい事もありこちらの方が汎用性は高い。
アームホールは適度なゆとり。この太さは全体のシルエットに大きく影響を与える。
全体としてはとにかくベーシックなデザイン。バランスが取れており合わせづらいという事がまずない。そんなパーカ。
オールブラックのボディとジップ
ジッパー(ジップ)部。全て同色の黒で統一されているのが特徴。
ジップパーカの場合このジップ箇所のディテールによって価格帯がわかりやすい。チープなものだとすぐにバレるという事。
UNIQLOのパーカの場合は本体と同色で統一されており、全く目立たない。主張しないのもデザイン。
自立するフード部
特筆すべき点はフード。まず立ちが良い。
いわゆる安物だと自立せずフードが寝てしまいがちだがこのパーカはそんなことがない。
このパーカの場合フードの内側だけ素材を変えており、表地は綿100パーセントの所を内側だけポリエステルを混紡し強度を上げている。
なんとも細かい調整。微差が印象変えている。
ユニクロパーカの着こなし
ちなみにUNIQLOの公式ページではこちらの着こなし。
これはさすがに近所のコンビニへ行く為のコーデではないだろうか。いくらモデルが着ていても着こなしにより変わるという証明にもなる。
やはりおしゃれは組み合わせ。しっかり着こなしていきたい。
特徴としては驚くほどプレーンな作りでクセがない。
デザインの効いたブランドや製法にこだわったスウェットパーカは他にもあるだろうがやはりここはUNIQLO。
ベーシックすぎる程のデザインは着こなしの邪魔をしないし着まわし幅はとても広い。
ユニクロのスウェットパーカだけでおしゃれに見えるか?
このパーカはUNIQLOらしいプレーンデザイン、汎用性を重視したバランスの良さにある。
よって着まわしの基軸として幅広く使用可能。
※ここでは触れていなかったがコスト面も大きな魅力
スラックスやテーパードパンツに合わせてスニーカーを引き立てたり、主役のデニムと合わせてそれを目立たせるのも良い。
しかしユニクロのスウェットパーカだけではお洒落に見せるのは難しいと考えている。
他の服との組み合わせ、メインのアイテムとの相性があってはじめて光るアイテム。
ということで
UNIQLOのパーカだけでおしゃれに見えるのか?
に関しては
答え:見えない
となる。
ただし、あくまで単体では難しいという事。
なぜなら汎用性はすこぶる高く、良い意味で普通すぎるパーカだから。
UNIQLOの着こなしについて
ユニクロ服の最大の魅力は他の服と組み合わせることで相互の魅力が倍増するという所。このフルジップパーカも最高の脇役服であるといえる。
UNIQLOらしさ。フルジップパーカを着こなそう。