プチプラ、安い服、ファストファッション。
これらは現代のファッションを楽しむにあたって、重要な位置を占めていると考える。
コストを抑えておしゃれが楽しめるのだ。メリットが多いのは当然。
しかし、同時に「ダサい」「安もの」としてネガティブにとらえられている節もある。
今回はそんなプチプラに対する見方や考え方、そして使い方を男性が使う視点からみていく事にする。
ファストファッションとプチプラについて
そもそもファストファッションとは?プチプラとは?
どんなものを指していうのだろう。
ファストファッションとは?
ファストファッションとは?
流行を取り入れた衣料を大量生産により安価に販売する業態とブランドの事。早くて安いからファストファッション(fast fashion)。
代表的なブランドとしてはUNIQLOやZARA、H&M、GAP。他には国内でも無印良品、GU、しまむらなど。
安価で手軽に取り入れられるファッションブランドは多くの指示を受け年々店舗を増やしている。
プチプラとは?
プチプラとは?
プチプライスの略。安価、値打ちの価格であるなどを意味する和製外来語の一つ。 ファストファッションをはじめとする安くて良い品物とそれを使う事を指す。
ファストファッション(プチプラ)の代表UNIQLOについて
流れに従いファストファッションを取り入れる。これはかしこいお洒落の方法のひとつであると考える。
プチプラコーデについて
プチプラコーディネートの事。
プチプラのブランドや製品を使ってコーディネートし全体を釣り合わせていくこと。
プチプラという言葉。いかにもかわいらしい響きでF1層に流行させようという雰囲気があり実際普及している。元々の流行はレディースからなのだろう。メンズにおいてはプチプラの呼び名自体は積極的に使われていない。
ファストファッションはファッションを語るのに重要なカテゴリーのひとつ。コーディネート巧者がプチプラを上手に組み合わせてスタイリングを披露しているのもよく見かける所。
プチプラはダサいのか?
「高見えアイテム」
「ライフスタイルに合わせて気負わないコーディネート」
「コスパ至上主義」
とどこかで聞いたことがあるようなコピー。文字にすると少し恥ずかしい。
はたしてプチプラはダサいのだろうか?
ネガティブな印象の理由
思うに、プチプラ(ファストファッション)は決してわるいものではない。
しかし、どうしても「流行りもの」や「安いなり」とネガティブな印象がついて回る。
「ダサい」と感じる人はそこにだけに目がいっているのだろう。
しかし、実際には非常に多くの人に支持されており、そこには必ず理由があると考える。
むしろ、これを上手に使うべきだろう。高かろうが安かろうが金額だけでなにかを決めつけてしまうのは非常にもったいない。
男性にとってのプチプラとファストファッション
では、ここからは男性に焦点をあてて考えていくことにする。
どちらかといえば女性の方がこのプチプラに好意的だと感じている。なぜだろう?これにはどうやらいくつかの理由があるようだ。
まず、男性はモノ選びの際スペックを重視してきめる事が多い。
服を選ぶ際も同様で、結果や数値を意識して選ぶ人が多いという事。
男性の服選びの傾向
下記のとおり具体例をあげてみた。
● ディテールにこだわる
● ブランド背景
● 生地、縫製
● ブランド
● 他の人が持っていない
● 〇〇だから良いという理由が欲しい
● 他のモノと比較しての優位性
● レア(限定品)
こういった傾向がつよいと感じている(もちろん好み次第であり傾向の話)。
上記はプチプラアイテムやブランドが持っている特性とまったく逆の要素が多いのがよくわかる。
安いから買うに注意
プチプラ(ファストファッション)を選ばない理由
男性の服選びは、その服(モノ)における優位性を重視する人が多い。
プチプラの服やブランドを選ばない理由についても確認していく事にする。
◉ 生地・縫製・ディテールなど一般的なブランドと比べ劣る(上質な品もあるが少数)
◉ 皆が手に取りやすいしレアでもない。凝っていない
◉ 優位性を刺激しない
◉ 威張れない
以上の内容。
スペックを気にする人が多いというのもあるのだろう。歴史ある定番ブランドやバックグラウンド、蘊蓄を好むのもその特徴。
一生モノについての考察
ファストファッション(プチプラ)の使い方と優位性
では、これらの傾向と逆行するプチプラは男性に選ばれざるモノなのだろうか?
そんなことはない。実際は大いに優位性があり、たくさんの評価、支持をうけている。
具体的には、
1. コスト→ 言わずもがな安い。コスパ。最高の優位性 。
2. デザイン・生地・縫製→手放しに良いとは言えないしかし、コスト対比前提で非常に良質な品物もたくさんある。
3. 着こなし→ デザイン自体は賛否があったとしても種類が豊富で多岐にわたる。組み合わせでカバーできる点は多い。
4. 差別化→本当にお洒落な人がオールプチプラでキマッているケースが稀である。故にしっかり見せることが出来れば実は目立つ。
上記内容より、プチプラを有効に使う為に重要なのは「選ぶ目」「組み合わせる力」
自身でしっかりと選べないから優位性は低くなるし、組み合わせがわからないから服や自分を引き立てることができない。
そう、プチプラはダサくない。活かすもころすも自分次第なのだ。
自身を知り、好みをさぐり、選び、組み合わせることでプチプラを最大限に着こなす事ができる。
プチプラの代表UNIQLOの名品について
ファストファッションの使い方はここにあった。