【傘は消耗品か?】安い傘と高い傘についての考察

傘は消耗品。

そう考える人も多いだろう。

 

実際、実用性で考えるならばビニール傘で十分という考えもある。

 

【傘は消耗品か?】安い傘と高い傘についての考察

 

一方で品質のともなった高級傘を使うメリットも存在し、価格が安い傘と高い傘どちらを使うべきなのか、悩ましい所。

 

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傘は消耗品か?

傘を消耗品として捉えるかどうか?を考える上で重要になってくるのが「傘の価格」。

 

 

一般的には安い傘であれば「消耗品」、高い傘であれば「消耗品ではない」と考える事が多いだろう。

 

実際に確認していく事にする。

 

 

安い傘と高い傘

では、価格の高い高級傘と安価で気軽に買える傘はどのように違うだろう?

 

それぞれを選んだ場合での、メリットデメリットについても掘り下げいこう。

 

安い傘を使うメリットとデメリット

まずは、ビニール傘に代表されるように比較的安価に手に入るものについて。

 

安い傘は消耗品か?

 安い傘のデザイン 

安い傘の質感

 

メリット

気軽に使える:安価で手に入るため、強い雨や劣化を気にせず良い意味で適当に使える。使う事に意味があるのだから実用性が最も重視されるのは当然。

 

買い替えしやすい:破損したり、劣化で使用に耐えられなくなった場合でも容易に買い替えできる。気分や流行によって好きに買い換える事も可能。

 

他の服に比重を置く:傘は毎日使うものではない。使用は雨や雪の日などに限定されるため安価なもので選ぶことによりその分のコストを他の服にかける。

 

見せない:雨が降っている際には広げて使用するが屋内や折りたたみ傘のように収納時は「見せない」という選択肢が存在する。であれば安価なもので十分対応できる。

 

 

 

デメリット

デザインや品質が劣る:もちろん安価でもデザインが優れたもの、質の良いものも存在するがより良質なものを求める場合には限界がある。

 

※高価なものに比べればディテールの見栄え・質感は劣る

 

壊れやすい:安価に仕上げられているため壊れやすいものも多い。骨と本体が剥がれる、傘が曲がる、歪みが生じ畳めなくなる、パーツが取れるなどすべての品ではないにせよ壊れやすいものも多い。

 

以上のように安価ゆえの使い勝手が優先される。デメリットである壊れやすさ、買い替えが必要な点もふまえ割り切って使用する事でより便利に使う事ができるだろう。

 

ビニール傘やファッションを意識せず、こわれたら捨てる事を前提としたものはは消耗品に分類される。

 

 

 

高い傘を使うメリットとデメリット

次に高価な傘について。

 

高い傘

※木製ハンドルや細巻きは高価な傘ならではのディテール

 

 
メリット

デザインと品質:傘の面積は思っているよりも大きく、開いていればなおさら。

手に持って使うため動作するごとに目に触れよく目立つ。その際にデザインや品質にこだわって選んだ傘は印象を大きく左右するだろう

 

たまに使うものだから良いものを:毎日雨や雪が降るわけではない。たまにの頻度で使うものだからこそ高級なものを用意しておくのもお洒落である。

 

差別化:傘を消耗品としてとらえビニール傘などの安価なものを使用する人は多い。そんな中こだわった高級傘をセレクトするのは少数派にあたり自動的に差別化できる。

 

長く使える:高価だから丈夫とはいちがいには言えない。しかし、丁寧な縫製、行き届いた構造、劣化したらメンテナンスできる体制など高価なものにしか備わっていない長く使うための要素が存在する。壊れても補修しながら愛用できるものがここにはある。

 

気分があがる:雨の日はどこか憂鬱で気分があがらない。そこでお気に入りのこだわり傘を持って外出すれば気分も高揚し楽しく過ごす事ができる。

 

 

 

 

 

デメリット

高い:まずは金額、服や靴など他に優先事項がある場合傘への投資は後回しになる事が多い。

 

毎日つかう訳ではない:いつも雨や雪が降っている訳ではない、そこに金額を投資できるかどうかは問題となる。

 

紛失:一番こわいのはなくしてしまう事、傘のわすれものは非常に多く、同時に傘立てに置いていたものが誤って持って行かれてしまう事も考えられる。高価だけにそのリスクは高い。

 

 

以上高い傘の場合。

傘は置いたまま忘れものになりやすいし無くしやすい。

 

しかし、高級なブランド傘をはじめとする「良い傘」を使うのには実用性だけではかれないメリットもある。補修してでも長く使う。こだわって選んだものだから手にすれば気分も上がる。価格だけで決められない部分が存在している。

 

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高級ブランドの傘。見た目やデザインに凝ったもの、修理しながら長きにわたり使い続けられる傘についてはは消耗品としては分類しずらいだろう。

 

 

 

消耗品の考察とまとめ

傘は消耗品か?

その答えは使い方に依存する。

 

上記のように安い傘であれば使い勝手、高い傘であれば見た目や長期的に使えるなどといった違いがある。

しかし、消耗品であるか否かを決めるのはあくまで価格ではなく使い方。

 

実は価格だけでは消耗品かどうかははかれない。

 

思うに短期的に使い捨てを想定し割りきって使うのであれば消耗品。それとは逆に長期的に扱い修理も想定し使うのであれば非消耗品

 

このように考えている。

 

安い傘高い傘に違いはあれど、消耗品の観点からすると必ずしもイコールではない。

最終的には価格にとらわれる事なく自身に合ったこだわりで選ぶ事が重要。

 

傘は目線が集中するアイテム。どんなに全身を上手に着こなしても傘がそこにマッチしていなければコーディネートのバランスはくずれてしまう。だから重要。

 

良い消耗品、良い非消耗品を選ぼう。