普段の生活とファッションに関連はあるか?
ある。
そう考えている。
お洒落とライフスタイルの関係
もちろん、着るものの事なんて別に気にしていない。生活と服の趣味は違う。
そういう方もいるだろう。しかし本当に生活とお洒落(服)は別ものなのだろうか?
深く掘り下げていきたい。
必然性のあるファッション
例えば会社員であれば平日は仕事でスーツスタイルの方は多いかと思う。(もちろん多様なスタイルがあるが便宜上これで進める)
仕事で使うのだからスーツにこだわり好みの革靴やバッグ、ネクタイを選んでいく。
仕事着とおしゃれについて
ビジネスカジュアルとは?
そして休日着。
趣味は仮にアウトドアとしよう。であればファッションも機能的なものが好み。
ガチなアウトドアスタイルになるか、コストを重視した動きやすいスタイルになるかは趣味に重きを置く度合いで変わる。複数の趣味を持っていればスタイルの数も変わるだろう。
丈夫で動きやすい服とデニム。ワークパンツや防水の時計、日差しを防ぐための帽子。汚れても気軽に洗える素材。
こういった趣味や生活にあわせてお洒落をする事は非常に面白い。
このように生活のスタイルに合わせたお洒落はとてもスマートに感じる。無駄が無く理にかなっている。
必然性があるファッション。
必然性がないファッション
もし、仕事着のスーツにこだわりがないならアウトドア好きらしくマウンテンブーツにコストをかけても良いだろう。そのブーツに合う服を組み合わせてお洒落をする。
この場合スーツスタイルにはお金をかけない、こだわりは持たないのだから関連性はないようにに見える。
しかし、そうではない。
なぜなら趣味に振っているだけだから。
別の記事でも書いたが「お洒落をしない」のもその人が自分で選んだライフスタイルなのだ。
そこにマインドはあるか?
そこにお洒落だとかお洒落じゃないとか何故差がうまれるのだろう?
例えば、
ガチガチのスケーターファッションなのにスケボー好きじゃないとか。パンクファッションなのにパンクは一度も聴いた事が無いとか。
極端なケースかもしれないがそういった場合何故か格好良く見えないという事はないだろうか?
まずは「マインド」それが表に現れる。
しかし、それだけではない。
具体的に紐解いていくとこうだろう。
内容を理解して身につける事によりしっくりと馴染む。それは先人たちのスタイルを知る事によりインプットされているから。
服のディテールについても知らず知らずに体得しサンプリングが出来ているから。
これに他ならない。自分の指向が生活に結びついている。
自身で意識している度合いが高いか低いかの違い。
普段あまり意識していない「マインド」がそこにもある。
ライフスタイルにリンク
お洒落に意味を持ちマインドを意識する事で服や着こなしは輝いて見える。
自分のライフスタイルに服をリンクさせていくという事。
自分は、抑えた中で控えめに主張するデザインが好きである。普段の生活や服以外のものの選び方もそう。
趣味(自分であれば音楽)も同様。
数や要素をおさえて使い切る事が好き。
多分まだあるが自然にお洒落(ファッション)とリンクしている。
生活とお洒落。ふたつは必ず繋がっている。