モノトーンのスニーカーはシンプルな着こなしする上で重要な位置を占めている。
なぜなら、色の組み合わせについて気にせず高い汎用性をもっているから。
以前の記事でも触れているが、中でも黒スニーカーは非常に使いやすい。
一足目に選ぶべきは黒スニーカー
今回は黒スニーカーの対になる一足、白スニーカーについて。
白スニーカーの着こなし
白スニーカーは何にでも合う?
白スニーカーを語るにあたりよく聞くフレーズが
「何にでも合う」
しかし本当にそうなのだろうか?
思うに前述した黒スニーカーと比較すると若干そうとも言い切れない。
このように考えている。
白スニーカーの着こなしが難しい理由
白スニーカーの着こなしの一体どこが難しいのだろう。いくつかの理由がある。
ダークカラーのボトムス(パンツ)との相性
直接的に色が合わないという事ではないが、黒やネイビーなどの暗い色のボトムス(パンツ)に合わせると靴が浮いて見える。その為パンツと靴が分断され足が短く映る。
自然に馴染ませるという視点で考えると黒スニーカーと比べ全体のバランスが難しいという意味。
運動靴
白い靴といえばいわゆる運動靴が連想される。
デザインや着こなしによってはお洒落してるつもりがただの運動靴に見えてしまう事もある。
膨張色
白色といえば膨張色。そのため靴だけが大きく見えバランスが悪くなりやすい。
特に購入直後のおろしたては白の明るさが強すぎて着こなしに馴染みづらい。
汚れやすい
そのままである。白は汚れが目立つ。マメにメンテナンスを行い清潔感を保つ必要がある。
以上より黒スニーカーよりも着こなしにコツがあり難易度は上がる。
しかし靴単体での白スニーカーは非常に特徴的で格好良く、お洒落(おしゃれ)をかんがえていく上で必須。
ホワイトスニーカーを履くメリット
清潔感
白という色の特性。爽やかでクリーンな印象を与えることができる。
他の色の靴でどんなに清潔感を出そうとしても限界がある。
キレイな着こなしにしたい場合にはこの要素が大きく関係しており言ってし、乱暴に言ってしまえば白スニーカーを履くだけで爽やかに着こなせるという事。
春夏に最適
春には白(ホワイト)の靴を履くだけで季節感を出せる。
夏にダークトーンの靴は重苦しい。白スニーカーが持つ清涼感が役に立ち着こなしを引き立てる。
上級者
ダークトーンのスニーカーよりは難易度が高いため履きこなして差別化が可能。
全身淡色のコーディネート等はその好例。
洗える
キャンバススニーカーに限るがそのまま洗えるものが多い。
白は汚れも目立つが綺麗さも目立つ。
スニーカーの状態そのものがお洒落(おしゃれ)に直結する。
おすすめブランドと白スニーカー
おすすめ白スニーカー
コンバースオールスター(HI)
バンズオーセンティック
アディダススタンスミス
スプリングコートG2
スペルガ2750
白スニーカーの着こなし(コーディネート)
白スニーカーのコーディネートについて。
サイジング
まずは全体のサイジングやシルエットの構築が重要。
これについては白スニーカーでなくとも適用される基本中の基本。
サイジングがキマらねば着こなしはキマらない。
その他白スニーカー特有の着こなしについても掘り下げていきたい。
色の組み合わせ
白スニーカーの着こなしにおいて「色の組み合わせ」と「濃い淡いの分量調整」が重要であると考える。
ダークトーンのパンツと白スニーカー
例えば、ダークトーンのパンツに白スニーカーを合わせるとする。
その際トップスも明るいトーンにすると各部位が分断され靴が浮いて見える(足が短く見える)。
これを避けるためダークトーンやグレーなど中間トーンのトップスを合わせわざと境界線をぼんやりさせてあげる。
インナーには一部明るいトーンを取り入れ軽さだしてあげると全体がすっきりして見える。
ライトトーンパンツと白スニーカー
別のケース。
パンツをベージュやライトグレーなど明るいトーンにする。
トップスに合わせるのは中間トーンからダークトーン。
こうすると下半身の印象が分断されず靴が浮いて見えない。ぼんやりさせて繋げる部分とはっきりさせてメリハリをつける部分を作っていくイメージ。
白スニーカーはこのように合わせるアイテムのカラートーンに依存する。
とりあえずシルエットを気にすればバランスが取れてしまう黒スニーカーとはここが違う。
色についての考察
まとめ
以上おすすめ白スニーカーと着こなしについて。
一般的には合わせやすいと言われている白スニーカーではあるが、色合わせやシルエットに注力する事で、よりまとまった着こなしができると考えている。
白色のスニーカー。自分色に履きこなそう。