【セントジェームスのボーダーシャツと種類】saint james 定番カットソーについて

ボーダーシャツ。それは男女年齢問わず支持される定番トップスのひとつ。

 

無地以外ならとりあえずボーダー柄を選ぶ。そんな人も多いかと思う。

 

セントジェームスの歴史

 

今回は、そんなボーダーシャツの大定番セントジェームスとボーダーシャツの種類について。

 

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セントジェームス(saint james)の歴史とボーダーシャツ

セントジェームスのボーダーシャツ(バスクシャツ)は多くの方に支持されているアイテム。

 

老若男女、時代を越えて今も愛されている。

 

まずはセントジェームスとその歴史について確認していこう。

 

セントジェームス(saint james)とは?

セントジェームス(saint james)は1889年フランス北部ノルマンディーで始まった老舗ブランド。

 

今では定番となったカットソーは当時の漁師や船員が作業着として着ていたものである。

 

出典:st-james.jp

 

ロゴはセントジェームス本社近郊にあるモンサンミッシェル(世界遺産)がモチーフ。

バスクシャツと言われるのは16世紀までさかのぼり、スペインに近いバスク地方の漁師が原型となるセーターを愛用していたから。

 

カットソーひとつとっても意味があり歴史がある。

それが人の支持をまとい重みを生む。

だから今までの長い時間愛され続けているのだ。

 

 

ボーダーシャツの縞(しま)と短い袖の意味

ではこのバスクシャツ。

なぜボーダー(縞・しま)柄なのだろうか?

 

 

ボーダーの縞は視界の悪い船上でも見分けがつき船乗りが誤って転落しても見つけやすくする為のもの。

 

ただのかわいいシマシマでは無い。

機能的にデザインされた結果がこのボーダーなのである。

 

ボーダーの着こなしについて

【ボーダーの着こなし】縞(しま)柄カットソーのコーディネートについて
ボーダーのカットソー ボーダーとは? ボーダー:縁を意味する。上着であればラインや帯状に縁を強調した柄のことを指す。 カットソーとバスクシャツ そんなボーダーが使われた定番アイテムといえばカットソー。 ボートネック(船のかたちのように横に長...

 

そして、腕を通せば分かる袖の短さ

 

【セントジェームスのウエッソン】saint james ouessant 着用レビュー

 

これはなにもデザインがわるくてこうなっている訳ではなく、作業を行う船員たちが邪魔にならないように元から短かく仕上げてあるもの。

 

この機能美溢れるディテールがクセを生みお洒落に映り多くの人に愛され続けている。

 

セントジェームスのカットソーの種類

そんなセントジェームスには、様々な種類のカットソーがある。

 

出典:st-james.jp

 

代表的なモデルとしては厚手のモデルであるウエッソン(ギルド)。やや薄手の作りであるナヴァル。半袖のピリアックあたりが非常に有名。

 

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SAINT JAMES(セントジェームス)

 

それぞれ確認していこう。

 

ウエッソン(ギルド)の特徴

まずはブランドの代表作ウエッソン(OUESSANT)の特徴について。

 

厚手の素材

太番手の糸を使用し非常に厚手。

確かに触ってみるとザラ感が気持ち良い。

 

ウエッソンは肉厚の生地

 

頑丈で実用的な素材は何度も繰り返し洗うことでデニムのように縮み、風合いは増していく。

 

購入当初はゴワゴワと固く、着込む事で柔らかく馴染んでいくのがたまらない。

 

経年変化を楽しみながら長期にわたり愛用できるだろう。

 

袖丈

一般的なカットソーやロンTより短い9分丈仕様。

 

前述の通り作業時の実用性を考えこの丈感になっている。

 

おしゃれの視点から見てもそのバランスは絶妙。

 

ウエッソン の短い袖丈

 

すっきり見えし、腕部に時計など の装飾品を添える事でをバランスが取りやすい。

 

 

ボートネック

ウェッソンの首元がボートネックで仕上げられている。

 

 
 
 
 
 
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ボートネック:船の底のような開きをもつのネックスタイル

首は長く、鎖骨が見え、肩をすっきりと直線的に見せることができる。機能的には脱ぎ着がしやすいのもボートネックの特徴。

 

 

ナヴァルとウエッソンの違い

セントジェームスのボーダーシャツにおいて、ウエッソンに並びよく比較されるのがナヴァル/ナバル(NAVAL)。

 

違いについても触れていこう。

 

ピカソにも愛されたパネルボーダー

ナヴァルについては芸術家のパブロ・ピカソが愛用していたというのが有名な話。

 

出典:fashionsnap.com

 

ウエッソンとの大きな違いは、見てすぐにわかるパネルボーダー仕様。肩口と胸もとが無地となっており胸部からしたにかけてボーダー柄が広がっている。

 

ゆったりめのアームホール

アームホールはナヴァルの方がやや太めで身幅はウエッソンの方わずかにが太いといった微差がある。

 

身丈に関してはほぼ同じとなりよってシルエットに差異を感じる事ができる。

 

 

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番手の細い糸を使用し、やや薄手な生地感も特徴的。

 

部分的なボーダー使いがアクセントとなりフレンチカジュアルを思わせるかわいらしい印象。

 

上品に着こなしたいフレンチデザインがこのナヴァル。

 

 

半袖ボーダーのピリアック(PIRIAC)

そしてもうひとつセントジェームスの代表カットソーといえばピリアック(PIRIAC)。

 

簡単にいえば半袖のボーダーシャツという事になる。

 

厳密にいうと少し長めの五分袖であり独特の丈感で表現されている。

 

薄手で軽快なピリアック

これが実に上品で一枚で着るのにちょうど良いシルエット。

 

出典:wear.jp

 

シンプルな幅細ボーダーは見た目にも爽やかに映るが、半袖であれば尚のこと。

暑い夏には重宝する一品となるだろう。

 

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セントジェームスのボーダーシャツと種類のまとめ

以上、セントジェームスの定番、ボーダーシャツの種類について。

 

いくつもの種類が展開されておりそれぞれに特徴が違う。

 

厚手で経年変化に期待が持てるベーシックなウェッソン(ギルド)。

薄手で上品なパネルボーダーのナヴァル。

5分丈が軽快な印象、半袖仕様のピリアック。

 

着こなしや好みを見越しじっくり選んでいきたい。

 

シンプルなボーダーシャツにこそこだわりを。

大定番セントジェームスのカットソーならこの想いを満たしてくれる事だろう。