ニューバランスは皆んなに履かれている
New balance(ニューバランス)とは
ニューバランスはアメリカはマサチューセッツに本拠を置くシューズメーカーで1906年、矯正靴やアーチサポートの製作メーカーとして始まり。1960年代からランニングスニーカーの製作に乗り出したのが始まり。
矯正靴としてのノウハウを活かした機能的なスポーツシューズは人気を博し現在までの評価に繋がっていく。
こういった経緯からも「履き心地」に定評があり機能的なブランドとしても有名。
機能面とベーシックなデザインで多くの人に履かれているのが人気の証拠。
N文字の主張(これが嫌いな人も多いが)。
デザインに一貫性があり意味がある。
ニューバランスの種類
数ある品番の中でも576や996あたりは知名度も高くベーシック。
大まかにに分類すると576は凸凹した道で使いやすいオフロード仕様でかたちは丸みを帯びており、一方の996は舗装された道を走るランニングシューズで細みのフォルム。
以上のように人気モデルも多いニューバランス。
年齢性別問わず街でよく見かけるようになった。何か仕掛けられたかのごとく。
ニューバランスを履きたくない
ニューバランスが支持されているのはそれ相応の理由があるから。
しかし、流行を含めあまりに同じモノを着用する人に溢れると「他人と違うものを」というあまのじゃく的思考が頭をよぎる。
もちろんニューバランスのスニーカーが素晴らしいのは前提のうえ。
量産型ファッションとニューバランス
街での足元に目をやると以前はコンバースオールスターが断トツに多かったのだが最近のニューバランス着用率はそれに肉迫する。(2017年現在)
廉価版でありながらNの文字をしっかり受け継ぐ574の存在も人気に拍車をかけているのだろう。
量産型ファッションについて
一時、ショップがセレクトするスニーカーはニューバランスの品番違いで埋められていた。
やはりNew Balance(ニューバランス)は街に溢れている。
このようにして「ニューバランス以外で選びたい欲」が湧いてくるのであった。
ニューバランス以外で選ぶスニーカーの条件
上品→ スニーカー自体はカジュアルなアイテムである。しかしキレイなコーディネートにも組み合わせて履けるもの。一見対局にある上品な雰囲気があるもの。
ボリューム→ 厚みの少ないスニーカーのワードローブはコンバースやアディダスに任せている。その対極となるボリューミーなスニーカーが欲しい。
厚みのないスニーカーならアディダスガゼルとコンバースワンスター
以上の条件から絞り込んでいく。
上品なランニング系を探す
このラインの選択肢だとナイキが筆頭になるだろうか。
コンバースはランニング系で選ぶには難しいし、アディダスやプーマでも選択肢はあるがボリュームスニーカーに関してナイキの種類の多さにはかなわない。
ではどの辺のモデルが良いだろう?
ニューバランス的ナイキ(NIKE)
手に入れやすい所でいえばインターナショナリストやコルテッツ。復刻モデルもあり選択肢は豊富。
しかしこの辺りのナイキモデル、ランニング系だから当然ながら非常にスポーティな印象。ニューバランスが持つ上品な雰囲気からは少しだけ離れたものになる。
もちろんこれはこれで格好良いのだがストリート色がつよいというか少し異なった方向性。
上品なランニング系
「上品」このポイントが実に難しい。そうNew Balance(ニューバランス)のスニーカーは不思議なもので非常に小綺麗に映る。
本来は走るためのスニーカーに上品も何もあるわけがないはずなのだがニューバランスのベーシックモデルにはどこか品がある。
ミリタリースニーカー
さらに掘り下げて考えていくと行き着くのがミリタリーのトレーニングシューズ。
ニューバランスのベーシックモデルのそれに近い雰囲気をもつと考える。
スパルウォートについて
ジャーマントレーナーについて
自身でも愛用しているミリタリートレーニングシューズ。
国によって仕様は大きく異なるがフレンチトレーナー(フランス)とブリティッシュトレーナー(イギリス)はボリュームとシンプルのさじ加減が素晴らしい。
「機能美」ニューバランスと大きく共通している点はこれだろう。
以上、ニューバランス以外で考えるスニーカー。別の角度から見る事でわかるニューバランスの魅力とニューバランス以外のスニーカーの発見。
選ばない事で見えてくるもの。
追記:履かないと言っていたニューバランスで選んだのはこれ