街履きとして使えるレトロな雰囲気のランニングスニーカーが欲しい。
そう考えていた。
ファッションとして使用できるランニングシューズであればニューバランス(newbalance)やナイキ(NIKE)等をはじめとしたスポーツブランドのものがその候補にあがる。
掲げた条件としてははスポーティかつ上品でシンプル。
なかなかしっくりくるものが見つからない中ようやく見つける事ができたのがこちら。
スパルウォートのマラソントレイル。
スパルウォートのマラソントレイル
スパルウォート(SPALWART)について
スウェーデンのブランド。
軍用トレーニングシューズ製造工場(1950年代に多くあったもの)をスロバキアで再稼働させ現在では少なくなった当時の機械と靴型を使ってシューズを作る拘りあるメーカー。
マラソントレイル
マラソントレイルはその代表モデル。
スウェードとナイロンのコンビが美しいアッパーに特徴のある凸凹ソールがアクティブに映る。
ランニングシューズ然としたルックスながら上品な佇まい。
相反する要素をあわせもつ所がスパルウォートの魅力。
ハイブランドとのコラボ
スパルウォートはCOMME des GARCONS(コム・デ・ギャルソン)とのコラボで発表された年もある。
このスパルウォートには目立ったところにデザインやロゴがない。
とにかくシンプル。しかし表情ある質感。
有りそうで無いスニーカーとはこの事を言うのだろう。
普遍的デザインだからこそハイブランドにも取り入れられる。
シンプルと絶妙なクセの両立。
マラソントレイルのカラー
カラーはサンドベージュをセレクト。
こちらの色はべージュというより少しグレーに寄せたカラーで非常に使いやすい。
別色でグレーもあるがそちらは少し青みが強くクールで引き締まった印象。
黒(ブラック)もシックな分デザインが映える。
この3種類は特に汎用性が高く、あとは好みで選んでしまって構わないだろう。
色に関しては最後まで迷ったが着まわしと手持ち服との相性を考えサンドベージュで決めた。
靴から考えるコーディネート(着まわし)について
特徴と着用所感
素材
アッパーはスウェードとナイロンのコンビ。
スパルウォートは1970年代に使われていたミシンを使用し手作業で製造されており独特のシワ感が見た目にも上品。
エアバックと同素材のナイロンを使用し速乾性にも優れている。
履き心地
インソールとライニングにカーフを使用。
履いた感触は柔らかくしっとりしており実に滑らか。本革のインソールは履くごとにしっかりとフィットしてくる。
革靴のようにインソールも経年変化していくだろう。じっくり育てていきたい。
ソール
特徴ある凹凸仕様のソール。
荒れた地面をランニングする際にしっかり地面をとらえるソール。
正面から見た際に巻き上がったソールが見える。無骨で格好良い。
決め手としてはミリタリー出自であることも大きかった。
ブランドやタグも目立たずシンプル。
気がつくとミリタリーアイテムを選んでいる事が多い。
ミリタリーのシンプルな機能美に惹かれる
ミリタリートレーニングシューズの定番ジャーマントレーナー
サイズ感について
サイズ感→ サイズは40を選択しぴったりとジャストなサイジングで選んだ。
甲が低いつくりの為ゆったり気味で履く場合は41でも許容。
紐を縛り調整しても十分履けるだろう。
下記はスニーカーにおけるマイサイズ。
足長実寸:24.5センチ|甲の高さ:ふつう|足の幅:幅狭
コンバースオールスター(HI)US7 1/2・(LO)US7→オールスターは幅狭スニーカーの代表格。基本少し大きめを紐でしばって履く方も多い。このサイズでわずかにゆとりがある適正サイズ。ハーフサイズ下げても履ける(許容)がかなりピッタリとしたサイジングになる。同じオールスターでもローカットを選ぶ場合はジャストで履きたい為US7をセレクトしている。
アディダススタンスミス・ガゼル US7 1/2→アディダスのローテクスニーカーは幅がせまく似た形状のものが多い。これをジャスト履き。これより小さいサイズだとと羽根が開きすぎてしまう。逆に大きいとかかとが浮いてしまい履き心地がわるい。足長で合わせ紐で調整するイメージ。
現物が見れない事も多い靴である為サイズ選びは慎重にいきたい所。
参考になれば幸いである。
アディダスガゼルについて
まとめ
スパルウォートマラソントレイル。
サラッとTシャツ・カットソーにデニムを合わせそこにスパルウォートで締めくくる。
着こなしの主役として十分な存在を感じられるスニーカー。シンプルだけにとどまらない。
おしゃれの引き算ができるスニーカーを手に入れた。