腕時計。ほとんどの方はその日の気分や着こなしによって様々なものを身につけているのではないだろうか?
時にはコーディネートのアクセントに。時には着こなしの主役に。
今回はお洒落(おしゃれ)における時計の選び方と着こなしについて見ていきたい。
時計をする理由
なぜ時計をするか?
「時間を見るため」おそらくはそういった回答が返ってくるだろう。
もちろん時間がわからないのでは時計ではない。大前提として時間を確認するためのもの。
たまにデザインを優先しすぎて時間がすぐにわからない時計も存在するが最低限の見やすさは必須。
しかし、腕時計にはそれだけでは収まらない魅力がある。
いつ着ける時計なのか?
いつ何をするために使うか?その用途によって適正な時計は変わる。
例えば、非常にわかりやすいのがビジネスをはじめとするスーツスタイルの場合。
ビジネスでスーツスタイルに着ける→ 第一には視認性。
ビジネスは時間に左右される場面が多い。見づらいのでは仕事にならないし業種にもよるが取引相手やそれぞれの場にあった控えめな雰囲気が好まれる傾向にある。よって見た目に派手なものを避けることも多い。
カジュアル(ラフ)に見えやすい為デジタルよりもアナログが選ばれたり、スーツのジャケットやコートの袖に干渉するため薄型ケースが選ばれやすい。
ランニング時に時計を着ける→ 体調管理のため運動を日課としている方もいるだろう。例えばランニング。運動中の視認性やストップウォッチ、心拍数の管理までできるものもある。
代表的なものとしてはApple Watch。自己のデータ管理はもちろんや特殊な機能以外はこれ一台で行う事もできる。
このように時計に求めるものはその用途により大きく変わってくる。
ファッションにおける時計の着こなし
前述したとおり時計は時間を見るためにある。しかし、ファッションにおいては様々なスタイルがありそれに合わせた時計選びをする必要がある。
ファッションとしての時計についてもしっかりと掘り下げ着こなしていきたい。
スーツスタイルは着るものが決まっているため合わせる物を選びやすい。セットアップスーツにシャツ、タイ、シューズ(その分品質や着こなしで差がつくともいえるが)だから選ばれる時計もキレイでシンプル。
一方カジュアルにおける時計の着こなしはいささか複雑なものになる。
服にテイストがあるように時計にもテイストがある。それを服に時計の雰囲気をあわせていくのかそれともアクセントとして異質なものを加えていくかで見え方が変わる。
着こなしやすいという点ではまずテイストを揃えていくのがまとめやすいだろう。
シンプルなアナログ3針ならドレッシーなスタイル。防水仕様のダイバーズならスポーツミックス。ミリタリーの機能的なものならカジュアルスタイルに好相性。
大きく見てテイストを揃えていく。
時計の色選び
時計にとってカラーも大事。着こなし全体に調和させていきたい。
自分に似合う色について
色数には文字盤やバンドの色も含まれる。分量的にいってシビアに考えなくとも良いのだろうがそこは手首に巻いている分目立つアイテム。
配色に困った時は靴やベルト、バッグの色と同系色でまとめていくのがセオリー。
オールブラック(真っ黒)スクエアで選ぶG-SHOCK
時計のバンドを選ぶ
革バンドであればかしこまった雰囲気がつくれるし、ナイロンベルトであればカジュアルでラフに使用できる。
実際、革ベルトでは硬い印象で使いづらい場合でもナイロンに交換した途端使いやすくなるケースは多い。
IWC MARK16(アイダブリューシー マーク16)
所有のIWC(アイダブリューシー)マーク16。デフォルトのクロコストラップは艶っぽすぎる。そのため普段使いではNATOストラップに付け替えて使用。
同じ時計を色々なスタイルに使い回すのは案外難しい。よく聞く「何にでも合う時計」というのは「何に合わせてもそこまで変じゃない」だけのこと。
クセがないアイテムはこういった印象になりやすい。
時計の着こなしにも必要なのは微妙なクセのさじ加減とコーディネート。
単体だけで見ない。時計を着こなす。