ジーショック(G-SHOCK)には様々なモデルがある。
種類も膨大でいくつあるか数えるのも困難なくらい。
G-SHOCKの種類と歴史について
という訳で、そんな中から好みのモデルを選ぶのも一苦労。
モデル指定であれば少しは楽に決めることもできるだろう。
スピードモデルのシンプルさが良いとか、フロッグマンのスペックが良いとか。3つ目の6900系が良いとか。
しかし、漠然と好みのものを見つけようとすると、これがなかなかに難しい。
ある程度条件を絞り決めていくことが必要になる。
例えば、
形→ 丸型か四角型か
色→鮮やかなカラーかモノトーンか
スペック→機能はどこまで必要か
以上のように、各項目ごとに好みを加味し選んでいきたい。
今回は四角型でモノトーン、最低限の防水と耐衝撃、ソーラー機能はこだわらない。こういった条件でセレクト。
オールブラック5600系のジーショックDW-D5600P-1FJについて
そういった条件で絞り、選んだのはこちら。
DW-D5600P-1FJ。
以前の記事でも取り上げた、初代やスピードモデルの遺伝子を受け継ぐ5600系モデルのひとつ。
その特徴についても確認していこう。
四角型(スクエア型)
まずはその形から。
王道の四角型(スクエア型)フォルム。
派手でゴツゴツした形状が多いジーショック(G-SHOCK)の中では非常にシンプルな部類。プレーンなかたちはコーディネートもつくりやすい。
キレイなスタイリングの中に合わせてもギリギリ浮かない絶妙なフォルムですっきりと使う事ができる。
G-SHOCKの初代も四角型であることから、まずはこの形から選びたかった。
ちなみにプロテクターがつくモデルだが、個人的にはストリート色が強く見える為外して着用している。
ストリート色のつよいプロテクターありもモデルも多く存在し、お好みで選んでいくのも良いだろう。
オールブラック
そして、カラーについて。
カラフルなモデルも個性があって格好良い。
しかし、ただでさえカジュアルなデザインを持つG-SHOCK。今回は汎用性の面からもシックなカラーリングで選びたかった。
袖をまくったループウィラーのパーカとの合わせ。
オールブラックが控えめに主張している。
シンプルなスウェットパーカとの相性も抜群。
ループウィラーのスウェットパーカについて
モノトーンの文字盤とパーツ
DW-D5600P-1FJの最大の特徴は、文字盤も含めモノトーンで統一されている所。
サイド、バンド部ももちろんブラック。シルバーの金具部分が黒色をひきしめる。無駄な派手さは無い。がっちりしたデザインながらどこかミニマル。
ケースやバンドがブラックのモデルは他にもあるが、文字部もモノトーンで構成されているモデルは案外珍しい。
スペック
次は機能面(スペック)。
今回のセレクトではソーラー機能などにはこだわっていない。
もともとG-SHOCKは高機能。20気圧防水やショックレジストなど、そもそもが高機能な時計。
ゆえに最低限な機能で必要十分と考えていた。
綺麗なバックライトは真っ黒ボディにより映える。
裏蓋にはG-SHOCKが誇る耐衝撃構造であるSHOCK RESIST(ショックレジスト)の文字の刻印。
タフさを重視した機能性のおかげで、気負わず適当に扱えるのも大きな魅力。
その辺に落とした所でもちろんビクともしない。
5600系ジーショックのコーディネート
このスクエア(四角型)デザイン。
シンプルながらほどよいスポーツ、カジュアル要素とタフなデザインが活きている。
単体でももちろん格好良いが、コーディネート時の利便性も高く、着こなしの幅も広い。
ざっくりとしたスウェットパーカにスラックスとのコーディネート。
クセのない普通服にゴツゴツした適度な主張のG-SHOCKが映えている。
こういったシンプルなアイテムに組み合わせる着こなしがジーショックの見せ所。
TシャツにもGショック
シンプルな定番アイテムともしっくりと馴染む。
セントジェームスのバスクシャツも好相性。
8分〜9分丈の袖に、ゴツいG-SHOCKがピタリと収まる。
このように、シンプルなトップスに腕時計の主張をプラスオンするG-SHOCKのコーディネート。シンプルな組み合わせだからこそジーショックの「らしい」デザインが実に光る。
DW-D5600P-1FJ。オールブラックのシンプルジーショック。
機能とベーシックをあわせ持つ優秀時計はここにあった。