Tシャツの代表ブランドといえばヘインズ(Hanes)。
ヘインズには多くの無地Tシャツが定番のパックTとして展開されており、それぞれが特徴をもち非常に高い人気を誇っている。


そして、このジャパンフィット(Japan fit)も代表モデルのひとつ。
今回はヘインズの定番ジャパンフィット(Japan fit)のクルーネック無地Tシャツについて。
その特徴とサイズ感について。各部位のディテールとシルエットにも触れながら詳しく見ていく事にする。
ヘインズジャパンフィット(Hanes Japan fit)の特徴と各部位のディテール
まずはヘインズとジャパンフィット(Japan fit)について。
ヘインズ(Hanes)とジャパンフィット
ヘインズ(Hanes)は1901年にアメリカはノースカロライナ州で創業されたブランドで、肌着メーカーとしてはじまりTシャツの歴史とともに歩んできた歴史あるメーカー。
Hanes(ヘインズ)。
1901年のアメリカにてPHヘインズとその弟によってその歴史は始まる。現在に至るまで多くの人々に愛されている偉大なブランド。
ヘインズではビーフィー(BEEFY-T)や赤・青・金ラベルの3-packT、SHIRO(シロ)など複数の定番モデルが発表されている
ジャパンフィットはそんなヘインズの中でも特に日本人に向けて作られたTシャツの定番モデルである。
全体的にややコンパクトなサイズ感、無用な縮みを抑えるため既に洗いにかけて販売されている点などファッション性と利便性を兼ね備えたモデルといえるだろう。

こちらがジャパンフィットの全体像。
素材感といいシルエットといい本当ににプレーンな印象。
まっしろのTシャツが欲しくなったらまずこれを基準にして選んでも良い。それほどにベーシックな無地Tがここにあった。
ジャパンフィットの各ディテールと特徴
ここからはジャパンフィットの各ディテールと特徴を確認していこう。
襟(首もと)とリブ幅
まずはジャパンフィットの襟部。
首もとのリブは幅の広さやつくりが全体の印象をおおきく左右する為、非常に重要。

ジャパンフィットのリブは実測で約2センチ。
これはヘインズの他モデルである3pack-Tのアカラベルと同じ数値。
よりカジュアルでラフな印象をもつビーフィー(BEEFY-T)が2.5センチでやや太めになるため標準的なリブ幅だといえるだろう。
太からず細からずの幅はよい意味で主張がなくスタイリングのじゃまをしない。
プレーンであることが特徴なのだ。
タグレス
ジャパンフィットは襟元のタグを廃したタグレス仕様。

Japan fitのロゴがほどよい主張。
白地に赤文字のプリントがじつに映える。
タグがない為チクチクと肌にあたらず快適。特に脱ぎ着する際にひっかかる事もなくとても実用的である。
肩・袖・裾
続いては肩、袖と裾部。

肩部は非常にすっきりした印象。
特に目立った特徴は主張はなくむしろサイズ選びやスタイリングに依存する。
「ジャケットは肩で着る」などという言葉もあるが、Tシャツも肩で着ることで格好良くみせる事ができるだろう。

こちらは袖部。
ややコンパクトなバランスで適度な絞りがはいっているのが特徴。
袖丈短め、袖先にいくにしたがってややタイトになっていくフォルムが美しい。
幅広で絞りが少ないビーフィー(BEEFY-T)とは対照的な袖となっている。


こちらは裾部。
一般的な裾であり正直これといった特徴はない。
ステッチも目立たず凹凸も少ないフラットなつくりがシンプルな白Tをひきたてる。
丸胴
そして、ボディは丸胴を採用。

丸胴とはボディの脇部の縫い目をなくし着用時のストレスを軽減したもの。
見た目にもスッキリしてみえるのが良い。
素材
素材について。
ジャパンフィットは綿(コットン)100%。

綿素材は肌触りも良く、吸水、通気性に優れる優秀な天然素材である。
コットン素材で懸念される縮みについても製品にした段階で洗いをかけてある為比較的に抑えることができる。
※厳密には若干縮む為多少に注意は必要
ジャパンフィットの素材感はかたすぎず柔らかすぎず、艶もありすぎず無さすぎずとここでも中庸的。
3-packTの赤ラベルであれば柔らかく艶はない。
UNIQLOのスーピマコットンTであれば柔らかくも艶はある。
ビーフィー(BEEFY-T)であれば素材感はかたく艶なし。


このようにTシャツによって素材感には違いがあり、気分やスタイリングによって選んでいく事ができる。
ジャパンフィットはほどよくキレイに着られ、ラフになりすぎない綿100の素材感といえるだろう。
透ける透けない
Tシャツの特徴を語るうえで切っても切れない「透ける透けない」問題について。
白Tシャツ着用の際、あまりに薄手(低オンス)のものを着用した場合肌が透けてみえる事がある。
このジャパンフィットに関してはどうだろう?
Hanes公式でも5.3オンスを採用し「透けにくい」とされている。
ビーフィー(BEEFY-T)や他の厚手のモデルほど高オンスではない為、タイトな着用や状況によっては透けてしまう可能性はある。それでも実際に通常サイズで着用しおおむね「透けない」と体感することができた。
※サイズ感とシルエットの項で後述する着画も参照
ヘインズジャパンフィット(Hanes Japan fit)のサイズ感とシルエット
ヘインズのジャパンフィット(Japan fit)のサイズ感とシルエットについて。
このジャパンフィットのモデルを語るにはサイズ感とシルエットに関して触れる必要がある。
なぜなら「日本人向け」とは、サイズ感とシルエットの調整を指していうからである。
サイズ感
そんなジャパンフィットの大事なサイズ感について。
まずはサイズ表から。
| S | M | L | XL | |
| 着丈 | 63.5 | 66 | 68.5 | 71 |
| 身幅 | 45 | 48 | 51 | 54 |
| 肩幅 | 40 | 43 | 46 | 49 |
| 袖丈 | 17 | 18 | 19 | 20 |
以上のように全体的にコンパクトな印象。
肩幅やや狭めで着丈は標準。
袖は短く袖幅狭めで身幅もやや狭めのサイズ感といえるだろう。
以前の記事にあるが、3-packTのアカラベルを洗い、しっかりと乾燥させたサイズとほぼ同程度。
3-packTのアカラベルやアオラベルに比べても着丈は短く、ビーフィーTに比べると身幅はタイトで袖丈も短い事がわかる。

非常にすっきりとしたサイズ感でフィット感を高め、比較的華奢な体格が多い日本人にも合うようにつくられている。
このサイズ感こそが日本人向けとされている仕様でありジャパンフィットの最大の特徴である。

こちら170センチやや細みの体型でMサイズの着画(購入後そのままパックから出し着用した為シワはご容赦いただきたい)。
※透けていないのが確認できる
袖丈がやや短めで幅全体がタイトであるのがよくわかる。
やや縮む事も想定しインナー使用やジャストサイズでの着用であればこのMサイズ。
一枚で着用したりややゆとりを考えた標準サイズであればLサイズが適正だと考える。
もしオーバーサイズぎみのサイズ感を求めるのであればXLとなるがその場合は他モデルの方がバランスが良いと感じていた。
ジャパンフィットの場合あくまでキレイにシンプルに身体のラインを適度なフィットでスッキリ見せるところにあるからである。
特徴をとらえ適切なサイズ感で使用していこう。
シルエット
続いてはシルエットについて。
先に述べたとおりジャパンフィットは日本人に合うようなスッキリしたシルエットが特徴。
肩はきっちりめのフィット感で袖丈はややコンパクト。
そのため小柄や筋肉質でない体型であっても立体感が保たれるフォルム。
もしがっしりした体格や筋肉質な方であればより体型を強調したイメージを打ち出すことがきる。
必要以上にマッチョに見えてしまったり、一枚で着用するにはファッション的にそぐわない場合もあるためサイズ感には注意すべきである。
着丈は標準につき重ね着やインして使用する場合の取り回しも良い。
ここで着丈が短すぎないところが絶妙で全体のシルエットのバランスが取られている。
ジャパンフィットは体に沿ったシルエットが特徴的だ。
ルーズやオーバーサイズとは対極にあるジャストシルエットが活きるやや体型依存のキレイなTシャツといえるだろう。
それだけに適正なサイズ感で着用しシンプルでスタイリッシュに使っていきたい。
ヘインズジャパンフィット(Japan fit)の特徴とサイズ感のまとめ
以上、ヘインズのジャパンフィット(Japan fit)の特徴とサイズ感について。
各部位のディテールや日本人向けにデザインされたシルエットに触れながら確認をすすめてきた。

特徴やディテールなど「ベーシック」「シンプル」が光るジャパンフィット。
ワンサイズ上げて1枚でキレイに着るもよし、ジャストサイズでインナー使いでスッキリ使うのも良しと汎用性も高い。
プレーンであることがむしろ特徴的で、着こなしによって見え方を大きく変えられるのがポイントとなる名品といえるだろう。
使い手によって表情を変えるジャパンフィットの白無地T。
さあベーシックを着よう。













