ヘインズのビーフィーT(BEEFY-T)。
アンダーウェアやTシャツ、スウェットを中心に展開するアメリカの老舗ブランドヘインズ(Hanes)の代表作である。
今回はそんなヘインズの名品ビーフィーT(BEEFY-T)のサイズ感と縮みについて。
ビーフィーがもつ特徴的なボックスシルエットと洗濯乾燥前後の実寸と変化に触れながら確認していく事にする。
ヘインズ(Hanes)とビーフィーT(BEEFY-T)について
ヘインズ(Hanes)1901にはじまったアメリカのブランド。100年以上に歴史を誇るヘインズはアンダーウェアの製造を中心に、やがてはいわゆる「パックT」を展開、機能的でリーズナブルな商品によって人気を博し今にいたっている。
ヘインズのパックTと種類

以前の記事で触れているが「ジャパンフィット(Japan fit)」「赤・青・金ラベル3pack-T」「白(shiro)」もそれぞれの魅力があり、支持をあつめているシリーズだ。
ビーフィーT(BEEFY-T)はそんなヘインズが数多く展開するモデルのひとつ。
このTシャツが支持される訳は様々あるが「一枚で着れる厚手の質感と存在感のあるボックスシルエット」が一番の理由だろう。

6.1オンスの肉厚コットン。
幅広にやや短丈のシルエットは適当に着ても様(さま)になる。
そのままで着ても格好がつくというのはシンプルな服を好む自分としても非常にありがたい。
その為ビーフィーは白無地Tシャツの選択肢としてまっさきに検討していきたい一着だと考えている。
ヘインズビーフィーTのサイズ感とシルエット
では、そんな白無地Tシャツの有力な選択肢ビーフィーを選ぶ際に肝心となるのがサイズ感である。

無地Tシャツはシンプルゆえに選び方や着こなしなどに左右される難しいアイテム。
だからサイズ選びについてはしっかり見ていきたい。
計測した実寸とともに確認していこう。
サイズ感と実寸計測によるサイズ表
まずは公式のサイズ表から。
| XS | S | M | L | XL | |
| 着丈 | 62 | 65 | 68 | 71 | 74 |
| 身幅 | 45 | 48 | 51 | 54 | 57 |
| 肩幅 | 42 | 44.5 | 47 | 49.5 | 52 |
| 袖丈 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
以上、公式から展開されているビーフィーXSからXLまでのサイズ表。
同じくMサイズの3-packTのアカラベルが着丈72.5・身幅49・肩幅44という数値である事からもビーフィーがゆったりとした身幅で着丈が短いサイズ感なのがよくわかる。
ヘインズ((Hanes)3-pack アカラベルについて

ボックスシルエット
シルエットについても確認。
ビーフィーは短丈ボディにゆったり身幅からくる存在感のあるフォルムが特徴的。
1枚でもでサマになるのは、厚手の綿100ボディとこのボックスシルエットがあっての事だろう。
ストンと落ちるフォルムがラフで骨太な印象を作り出す。
丸胴(みごろ脇に縫い目が無いつくり)を採用し、肌に触れてもシームが当たらず快適な着心地を提供。
白無地のボックスシルエットが映える。
それがビーフィーTである。
ビーフィーT 洗濯・乾燥後の縮みと各部位の変化
ビーフィーはコットン100%。

このような綿素材のTシャツを使用する場合「縮み」に注意する必要がある。
以前デニムの記事でも取り上げたがコットン素材はとてもよく縮む
デニムの縮みについて

ヘインズの赤パックTの記事でも確認済み。
Hanes赤パックTと縮み

作りによっても異なるが、このビーフィーTも洗濯、乾燥を繰り替えすことで確かに縮みが発生する。
さっそく見ていこう。
洗濯・乾燥機使用後の寸法

こちらは着用のうえ洗濯乾燥機にいれた後のビーフィー。
サイズはMであるがパッと見たかぎりでもかなり縮んでいるように感じる。
実際はどれほど変化しただろう?
実寸を計測しまとめてみた。
Mサイズ購入時の実寸を計測したものと洗濯乾燥後の比較
| 未洗い | 洗濯時乾燥後 | |
| 着丈 | 68 | 62 |
| 身幅 | 51 | 46 |
| 肩幅 | 47 | 45.5 |
| 袖丈 | 21 | 19 |
こちらが未洗い時と洗濯乾燥後の実寸。
ある程度予想はしていたものの大幅な縮みをみせた。
肩幅に関してはさほどではないものの、全体的に大幅に縮んでいる。着丈に至っては6センチ。
2サイズ分も縮んでしまうとは想定外であった。
乾燥機を使用しないのであればここまで縮みが出ない可能性はある。
今回の個体については洗濯→乾燥を繰り返すうちに徐々にこの数値に近づいていき現状は縮み切ったものと考えられる。
自分も未洗いであればMサイズはややゆとりを感じるサイズ感であるが、縮みも想定するとジャストな選択となる。
このように、長期間着込んで使っていくつもりであれば最低1サイズ分の縮みは見越してサイズ選びする必要があるだろう。
洗濯・乾燥機使用後の各部の変化
それでは、各部位は洗濯、乾燥機使用後にどのように変化していったであろう?
全体像

洗濯・乾燥後の全体像。
全体的に縮んでいるのはもちろん、着用、洗いをかけたことによるヨレ、歪みが感じ取れる。
直線的だった各所のラインがほどよくねじれ、カーブを描いている。
襟元

襟元の変化。
ビーフィーの特徴でもある太リブを備えた襟元であるが、こちらに関して、大きな変化は見受けられなかった。
着用に際して多少のヘタリはでているものの、洗濯、乾燥を繰り返してもここまで状態をキープできるのもビーフィーの特徴である。
袖口

次は袖口の状態。
全体の印象同様、直線だった袖口も縮みによりうねりが見て取れる。
縮みがよくでている箇所とそうでない箇所、そのコンビネーションがヨレをつくる。
コットン素材の「らしさ」が感じられ、個人的にも好みである。
Tシャツの経年変化は格好良い

裾

Tシャツの裾部。着丈はTシャツの縮みのなかでもっとも大きな変化をみる事ができる部位。
ぱっと見てすぐわかるのは前後の長さの違い。
繰り返し着用しているため伸びているという事もあるが、洗濯・乾燥をかけた際の縮みが前後同じだとは限らない事を示している。
計測すると前の方が1センチ程度短くなっている。
これもヨレ、綿素材のTシャツを楽しむひとつの要素であると考える。
洗っては着て、縮ませ体に馴染ませていくのが楽しい。
ヘインズビーフィーTのサイズ感と縮みのまとめ
以上ヘインズビーフィーTのサイズ感と縮みについて。
洗濯・乾燥後の縮み実際に行った実寸計測を元に確認をすすめてきた。
ビーフィーTの特徴と最大のウリはガッシリした質感ときれいなボックスシルエットである。
その為サイズ選びは非常に重要な要素。
Sサイズでタイトに、Mを選びジャストサイズで汎用的に、Lサイズを選び一枚でもリラックスカジュアルに魅せる。
それぞれのサイズ選びで印象は大きく違うものとなる。
だからサイズ感と想定される縮みを知っておくことが大事。
縮みによる変化をネガティブにとらえる事なく楽しんで着用していきたいと改めて感じることができた。
この変化こそがコットン100ならではのTシャツ、ひいてはビーフィーの魅力なのだから。







