新たな年明けの際、初売りの目玉として並べられる福袋。
福袋といえば、中身は開けるまで分からないものが定番。しかし、最近は中身を一部公開した上で選べる様にしたもの等も展開されている。
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一見して非常にお得に見える福袋。
本当にお得なのか?買うべきものなのか?どういう人に向いているのか?
今回はそんな福袋について考えていく事にする。
コンテンツ
福袋を買うか買わないか?
そもそも福袋とはどんなものを指すのだろう?
福袋とは
福袋とは、正月(年始)に行われる初売りで販売される様々な物を詰めた袋の事。
中身が伏せられた状態で販売されるのが一般的。実際の金額以上のものが入れられることも多く、幸運(幸福)を引き当てるという意味からも「福袋」と呼ばれている。
福袋を買うメリット
では、福袋を買うとどんなメリットがあるのだろう?
いくつかの項目に分け、見ていこう。
福を呼ぶ
福袋はその年初めての買い物に該当する。
そこで幸運(福袋によるお得)を引き当てるのが福。だから福袋と呼ばれる訳である。
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「始め良ければ終わりよし」のことわざがあるが、買い物も最初が肝心という事だろう。福(幸福)を買うのだから年の初めに気分もあがる事だろう。
金額的にお得
そして見逃せないのがそのコスト。実際の単品購入するよりも非常に割安で商品が手に入るのが特徴。
例えば3万円分の服が1万円の福袋に入っている事もありお手頃価格で商品を手にすることができる。
通常購入ではまず手に入らないお得な金額で入手できる為、一度に多くの服を揃える事もできる。
選ぶ手間が省ける
同じブランドの服が複数入っている。
トップス・ボトムス・小物や中にはシューズまで入れてある福袋も存在する。同ブランドのコーディネートが手軽に手に入るのも特徴。
福袋の種類にもよるが全身コーディネートがそのまま入手できるものも存在する。
中身がわからない高揚感
開けるまで何が入っているか分からない。
これこそが福袋の醍醐味で、期待を込めて買う事が何よりの楽しみだと言える。
以上より、普段自分で選んだ服だけを買っている人にとっては特殊な福袋。だからこそ意味がある。
福袋を買った方が良い人
では、どういった人が福袋を買うべき、買った方がよいのか、確認していこう。
高揚感を楽しみたい
ワクワク、高揚感を買う。
福袋といえばこれにつきると言って良い。
何が入っているか分からないゆえの高揚と刺激は他に代えられない。
自分好みの服を期待しての購入。これが楽しい。
好みのブランド(ショップ)が決まっている
特定のブランド(ショップ)が好きで福袋を買うことが決まっているとする。
とすれば、そのブランドの服ならばどんなものでも着てみたいし着こなしていきたい。
そんな人には、特定のブランドの福袋はうってつけのものとなる。
自分がいつも使用している定番ブランドの福袋であれば、さらに手に取りやすいだろう。
例えば自分であれば、
ビデイルを所有しているBarbour(バブアー)
デニムを使用しているa.p.c(アーペーセー)
このように普段愛用しているブランドの福袋であれば有効に使える可能性は高い。
安く手に入れたい
金額的にも非常にお得な福袋。
バリエーションを重視し数を揃えたい。
通常購入とは比較にならないぐらい安く手に入る。数を揃えたいというニーズにはぴったり。
好みでなくとも使える
中身のアイテムがそれほど好みではなかったとしても、使い方を見いだせる人は福袋の購入に向いている。
普段選ぶものとは違うものが入っていたとしても、「着てみたい」と使うことに意欲的な人ならば余す事なく使う事ができるだろう。
使わないものの処理が上手
どうしても使わないのならば交換したり必要としている人に譲ったり、買い取りやフリマアプリに出すのもひとつの手。
使わないものをタンスの肥やしにしない。
以上の様に出来る人は福袋購入に向いており、「福」を存分に楽しむ事ができるだろう。
福袋を買わない方が良い人
一方買わない方が良い人について。どんな人が福袋購入に向いていないのだろう?
好みがはっきりしている
好きな服の好み、かたち、素材などがはっきりしている人。そういった思考をお持ちの方の場合自分で選んだ服しか着たくない。ランダムに選ばれたアイテムでは好みに合わず使わなくなってしまうだろう。
ワードローブが揃っている
既に必要なものが揃っている人。
そういった方の場合ひととおりコーディネートする為の服が揃っている為必要なものは限られてしまう。
せっかく福袋を手に入れても、使わないものばかりという可能性が高い。
実用的なものを好む
使うことを重視しており、使わないものは持ちたくない。このような考えの人であれば、中身がわからなければ使うものである可能性は低い。
「安いから」だけの理由で買う場合には注意が必要
特定の好きなブランド(ショップ)が無い
ひとつのショップやブランドでコーディネートを揃えたいと思わない。好みでないブランドの服では着なくなる可能性があがる。
使わないものの処理が苦手
使わないものが入っていたとして交換や買取等処理したりが面倒と感じる人もいる。
使わない服は買わない
まとめ
中には中身がすべて見える福袋なども存在する。しかし、それであれば福袋というよりはただのセット商品。福袋たる意味は薄まっていく。
高揚感を買う。
福袋を買う楽しみはこれに尽きるのではないだろうか?
ここに価値を見出せる人は福袋を買っても良い。逆に見出せない人は買うべきではない。
福袋。
新年の福(服)を買おう。