皆様はボトムス(パンツ)を何本お持ちだろうか?
なかには何着も持っていて、日々選びながら穿いている人。数本しか持たず着回しをしている人。それぞれにボトムスを楽しんでいる。
では、パンツは何本(何枚)持っていれば事足りるのだろう?
今回はボトムス(パンツ)の必要枚数について。くわしくみていこう。
ボトムス(パンツ)が多い人少ない人とその理由
まず、ボトムスを数多く所有する人と少ない人それぞれの理由について考える。
ボトムス(パンツ)の数が多い人と理由
まずは数多く持つ人。
パンツを多く持っている人は、多くの種類のシルエットやデザインを楽しみたいから所有数が多いと考える。
パンツの種類は無数。デニムだけを取ったってスリム・テーパード・ワイド。カラーやデザインなどきりがない。
ワイドテーパードデニムについて
数多く持つ人はバリエーションを楽しみたいし、集める事自体をエンジョイしているともいえるだろう。
パンツの数が増えれば着こなしも無限となる。
ボトムス(パンツ)が少ない人と理由
一方の数を持たない人について。
必要最低限あれば十分。たくさん持っていても使いきれないから。このような人が多いと考える。
服の数を増やさない
単純にコストを抑えたいという考えの人もいるだろう。
さらにはこだわりのパンツがあってそれしか穿きたくないなど、少し特殊な理由がある事もあるだろう。
一度購入したデニムをほぼ毎日穿き込む人などはこのようなケースも多い。
たくさんのボトムスを持つ人、少ない数のボトムスを着回す人、どちらの場合も必ず理由があってそうしていると考える。
ボトムス(パンツ)は何本持っている?必要数について
自分の周りでも所有本数に関してはバラつきがあり、100本以上所有しているようなコレクターレベルの人もいれば、3本あれば十分という着回し猛者も存在する。
人により様々。
では実際のところパンツは何本あれば足りるだろう?
パンツは何着必要か?
パンツの必要本数について。
あくまでその人のライフスタイルによって変わっていくと考える。
仕事でスーツや制服を着用するのか?1日通して自由な服装でいられるのか?趣味によっても変わってくるだろう。
ビジネスカジュアル(仕事着)について
しかし、必要な本数となれば実用面と着こなしを考えてある程度の指標はつくれるはず。
具体的な本数について掘り下げていく。
3本で足りるのか?
ここでは仕事着は別で考えるのだが、最低限で何本必要だろう?
それにしたって洗濯や衛生面も考えると1、2本ではやや難しい。
無理ではないがデニムなどのカジュアルパンツ、スラックスなどの少し綺麗なパンツで2本。
これではバリエーションが無さすぎるし、連休などで毎日穿き回すのに対応できないと考える。
では、3本では?
その他にお好みで一本追加。例えばベージュやネイビーなどカラーで楽しむチノなどが良いだろうか。
これで3着の所有。着回せる自信があったり、私服を着るタイミングがあまりない方であれば間に合わない事はないだろう。
しかし、やはり3本では着こなしの難易度も高く、バリエーションにも乏しい。
6本あれば足りる
では倍の6本ではどうだろう?
先ほどの3本に追加してさらに3着。例えばシルエットの変化を求めてスリムパンツ。コーデュロイなどの素材であそぶ。最後の1着はおもいっきりワイドなボトムスで変化をつけるのも面白い。
このように3着の所有では補えなかった幅を6本のボトムスであれば持たせる事ができる。
もちろんさらに本数があればバリエーションを増やす事ができる。しかし、あまりに枚数を増やせば穿かないボトムスが出てきてしまうのも事実。
気に入っていてもコーディネートに組み込めない可能性も高まるだろう。
よってボトムス(パンツ)の必要数は6本。
今回考察するのにあたり自身の所有本数は7本だった。むりに断捨離するつもりもないがあと1本足りなかったとしても確かに着回しできる気はしている。
以上より、まずは6本。着回しと組み合わせを駆使しボトムスを楽しめる本数の目安であると考える。
必要な6本のボトムス(パンツ)と種類
では6本のパンツ(ボトムス)を揃えるとして、そのような種類から揃えていこう。
最初に揃える3本のパンツ
前述した6着の例から具体的に考えていこう。
コーディネートの要でまず3本のパンツを揃えていく。
一本目はストレート、またはややスリムなデニム。これは単に自分がデニム好きなのもあるがひとつは持っておきたいカジュアルに代表アイテム。
デニムパンツについて
2本目はスラックス。カジュアルなデニムとは対極にあるきれいなスラックスは早めに用意したい。
スラックスについて
パーカやTシャツなどラフなトップスとでも上品に合わせる事ができる為必須と考える。
そして3着目はチノ、カラーバリエが欲しい為これも一本は押さえておきたい。
チノパンについて
追加3本でバリエーションを増やす
4本目。デニムで選んだシルエット以外のカジュアルパンツを追加したい。
例えばすでにストレートデニムを持っていたら4着目はスリムでテーパードが効いたコットンパンツ。スリムタイプのデニムをもっていたらストレートシルエットのカジュアルパンツ。
といった具合に今あるものとは少し異なったものを選ぶ事で着こなしを補完していける。
その延長で5、6本目は持っていないブラックパンツやポケットにデザインの効いたカーゴパンなどを追加していくのもよいだろう。
orslowのファティーグパンツについて
そう、6本あればかなりバリエーション豊かにパンツを楽しむ事ができるのだ。
番外編・デニムの所有数
ここからは少し番外編。デニムの所有本数について。
以前デニム好きに方々数人に協力いただきリサーチした際にはデニムパンツ(ジーンズ)の所有数の平均が4〜5本だった。
以前は自分もデニムだけで6本は所有していた為理解できる。
現在はしっかりと使用できる範囲という事で3本に絞り穿き回している。(それでもなかなか色落ちは進まないが)
リーバイス501
A.P.Cプチスタンダード
tender130
デニム以外のパンツを3・4本は持っていると仮定するとだいたい人は合計で8本パンツ(ボトムス)を所有している計算になる。
なかなか穿き込みが進まないうれしくも悩ましい問題。
まとめ
以上数、ボトムスの必要数について考察をすすめてきた。
6本と必要数を決めてバリエーションを増やし組み合わせを増やしていくのは楽しい。
もちろんこれでは足りないと考える人もむしろ多いと捉える方もいるだろう。
しかし大事なのはコーディネートやボトムスの種類をよく捉えながら所有する事である。
持ち合わせもパンツを把握し使う事でそのコーディネートはより良いものとなる。
ボトムスのひとつひとつをより有効に使っていきたい。そう考えている。
必要数を考えてパンツ(ボトムス)を厳選しよう。クローゼットを選ぶのは誰でもない自分なのだから。